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チベットで犬にかまれた旅行誌 パート4
2008年4月8日:所長の日記

 引き続きチベットで犬にかまれた旅行誌です。今回はパート4。
 ラサに陸路で行く途中に犬に足をかまれ、ラサ到着後病院に入院することになった。


 
この病院で私は縫った足を抜糸され、毎日消毒と注射の日々となった。
 次の日にMちゃんが保険会社に電話してくれた。
そうしたら、なんとこの病院でキャッシュレスサービスを受け入れてくれて、なんとMちゃんも付添ということで泊っていいということになった。
悪いと思ったがご飯つき、トイレ付きのきれいな病室にMちゃんも、安宿に泊るよりいいと付き添ってくれた。Mちゃんには本当に感謝。命の恩人と思う。
昼は出かけて、夜は病院に帰ってきていろいろな話をしてくれた。
 
 保険会社は1日1度は必ず電話をくれて、現在の病状の説明や困ったことの通訳などをしてくれた。
朝と晩には漢族の日本語が話せる人を病室に派遣してくれて、伝えたいことを通訳してくれた。
家族に連絡もとってくれた。
困ったことがないか日々聞いて、不都合などをいろいろとケアしてくれた。
 私が入院していた病院は漢族が経営している病院だったので、食事は中華料理だった。
しかし、これがまた不思議。入院しているのに食事は頼まないと持ってきてくれないのだ。
看護婦さんによっては聞いてくれるが、言い忘れると食事がない!看護婦さんに言っても「言わなかったじゃない!だからないよ」なんてことがよくあった。
 朝は饅頭と豆に決まっていて、昼と夜はいろいろな中華料理。
ラサは高地だからごはんがうまく炊けていなくいつもベトベトだった。
近くの食堂で作っているらしく、これがまたおいしい。
1日の楽しみとなった。
 そして狂犬病の注射は何度か注射しなければならず、結果的に1か月も入院した。

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