2012年6月9日トモハウス創立30周年記念のイベントで松葉登美さんの講演を聞いてきました。
松葉さんは石見銀山があった島根県大田市大森町で(株)石見銀山生活文化研究所を運営されている方です。
講演は「足元の宝を生かして暮らしを楽しむ」という題目で、普段の生活の中にある見えない物の中に価値がある物があるということをお話しされていました。
以前関東で会計事務所に勤務していた頃は、自然に近い場所で生活をして生きていきたい(仕事をしていきたい)と考え、休日はそのような活動を中心としていましたが、
零細企業を経営する立場となり、単純に生きていくということが金銭的にも、心理的にも大変になり、佐世保に来る前の気持ちを忘れていた(忘れるようにしていた)ような気がします。
根本的なスタンスが違うと、自然と向かっていく方向も変わっていくものだと思います。
今回の公演では、自分自身が考えないようにしていたことを改めてじっくりと聞かせていただき、佐世保に来てからのことを考えさせられる非常に良い機会となりました。
都会にいれば、そのような話を聞く機会も自分の気持ちの持ちようで多くありますが、佐世保ではなかなかそのような機会も少なくなってしまいます。
そのような機会がある場合には、自分のためにも積極的に参加し刺激を受けていければと思います。
今回の公演を企画されたトモハウスさんでは、普段から自社ギャラリーを使って面白い企画を実行されています。
今回も創立30周年の記念イベントで今回のような講演を企画・実行されるということ自体が、会社としての独自のスタンスがよく表れているイベントだと思います!!