4月に新聞等で報道されていましたが、社会保険庁が、パート労働者の保険料を事業主が給与から天引きで徴収し、仕組みを来年度中にも導入する方針とのこと。
新たな仕組みは、厚生年金の適用外となっている人(週労働時間が30時間未満の労働者の方等)について、会社が所得税の源泉徴収制度のように国民年金の保険料を徴収する仕組みです。
また、これまで国民年金の免除手続きは自身で行う必要がありましたが、新たな仕組みでは社会保険庁が市町村から所得情報を得て、保険料免除の対象者の免除手続きを行うようになるとのこと。
年収300万円以下(単身者の場合)の人は保険料の全額・一部免除の対象となる可能性が高いようです。
この狙いは・・・
免除対象者とされれば未納者ではなくなる、国民年金保険料の未納率が下がるということのようです。
これにより、未納のままだと無年金・低年金者となるが、全額免除の場合、将来の年金も保険料を満額払った場合の3分の1(09年度以降は2分の1)が保障されることになります。
会社にとってはひとつ事務手続きが増えることになりそうですね。
また、詳細が決まりましたら報告いたします。