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ウイズラン自転車チーム

パラレルキャリアの実現

コーチングを行うウィズランには自転車チームがあり、アマチュアのトラック競技経験がある監督の木竹広賢が、スポーツコーチングや数値からの対話による課題解決といったビジネスやデザインの要素を生かし、競技力の強化を図っています。
第1期メンバーである梅崎選手は競輪選手養成所にてゴールデンキャップを獲得し現在プロ競輪選手として活躍、中村選手がロード全日本選手権出場、園田選手がトライアスロン国体出場など次々と結果を出しています。そして、現在は第2期の松本敬之選手がトライアスロンを中心に活動中です。


ウィズラン自転車チーム第1期の梅崎選手が2022年1月競輪選手養成所の記録会でゴールデンキャップを獲得しました

ウィズラン自転車チームは、スポーツ選手のセカンドキャリア問題に取り組んでいます。この問題は、社会課題の一つとして取り上げられ、スポーツ庁や競技団体が積極的な取り組みを始めています。
2020年10月には、競輪選手についても中小企業などでつくる埼玉県雇用対策協議会と日本競輪選手会埼玉支部が再就職支援に関する協定を結んだことがニュースになりました。競輪選手においては、引退の平均年齢が44歳と他のスポーツと比較しても高い(プロ野球選手は約 29 歳、プロサッカー選手は約 26 歳)こともあり、引退後のセカンドキャリアの構築において、他のスポーツ選手とも違った現状があります。

そのような中、ウィズランの第2期自転車チームは、下記のような取り組みを行い、選手のサポートを行っています。

「プロスポーツ選手になる」
弊社もしくは佐世保の提携企業で働きながらプロの競輪選手を目指す
「引退後のセカンドキャリアの確立」
プロになった後も可能な範囲(練習と遠征を優先)で仕事を続け、キャリアを断絶しない
「多様な人材の確保、士気向上、広告効果」
中小企業でもスポーツ選手がいる職場

「本業を持ちながら、第二のキャリアを築く」パラレルキャリアが、世間でも一般的になりつつあります。スポーツ選手についても、選手としてのキャリアと同時に異なる形でのキャリアを持ち続ける機会を作っていきたいと考えています。

(就労例)

競輪学校受験中

・ウィズランやその他佐世保の中小企業での業務
・練習時間などの確保
*別途競技支援費の支給
*合格後1年間の休業期間あり(競輪選手養成所での訓練期間)

プロ選手活動中

・練習、遠征優先を優先し、余白の時間でウィズランや地元企業での業務

プロ選手引退後

・正社員としてウィズランやその他地元企業への就職
・正社員としてスキルを活かした就職、企業


梅崎選手のインタビュー動画 2分45秒~(JIKより)
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